2007年の立ち雛
有田町の陶芸家村島昭文さんが、三人官女を白磁で製作されました。一昨年、立ち雛を製作されたのを皮切りに、去年は、男雛、女雛を製作されました。今年は、昨年のものと合わせて二段飾りにして展示されてます。
この人形驚いたことに、型ではなく、ろくろをひいて製作されています。すごいですよね。普通、雛人形は型で作られるそうです。村島さんは、「誰もしていないことを人より先にせんばね。」<誰もしていないことを人より先にしなければならない。>と語られていました。73歳にして常に、技を究めようとされるチャレンジ精神に職人の魂を感じました。
きめ細やかな柄の着物をまとったお雛様もいいですが、真っ白な雛人形をじっくりながめられるのも、味わい深いものがあると思われます。白磁の輝きと気品の深さが感じ取られます。ぜひ、直接ご覧になられることをお勧めします。どうぞ、お立ち寄りくださいませ。